地球温暖化防止
CO2排出量の削減
地球温暖化防止は人類共通の課題です。当社では地球温暖化の原因となるCO2排出量の削減のため、省エネルギーや燃料転換などに積極的に取り組んでおり、製造工程での効率改善、設備の導入などによる省エネルギーのほか、A重油から都市ガスへの燃料転換を進めています。
2010年度、当社食品工場でのエネルギー使用にともなうCO2排出量は、総量40.3千トンで前年比5.8%削減、生産数量1トンあたりのCO2排出量は145kgで前年比6.5%削減しました。
CO2量換算に用いた係数
地球温暖化対策の推進に関する法律施行令(2002年12月改正)及び、
エネルギー源別 標準発熱量表(2002年2月 資源エネルギー庁) より購入電力:0.378kg-CO2/kWh A重油:2.710kg-CO2/L
都市ガス(13A):2.188kg-CO2/m3 LPG:6.007kg-CO2/m3
省エネルギーの推進
2010年度、当社食品工場のエネルギー使用量は熱量換算879千GJで前年比6.1%削減、生産数量1トンあたりのエネルギー使用量は熱量換算で3.2GJとなり前年比5.9%削減しました。
2010年度に実施した主な省エネルギー対策
- 設備運転条件を見直し、制御・管理方法を適正化(コンプレッサー、冷凍機、ボイラー)
- 省エネ型機器の導入(空調機、変圧器、冷凍機など)
- 蒸気配管の短縮化、保温の改善などによる熱ロスの低減
エネルギーの熱量換算に用いた係数
燃料:エネルギー源別標準発熱量表(2002年2月 資源エネルギー庁)より
A重油:39.1MJ/L 都市ガス(13A):45.9MJ/m3 LPG:100.5MJ/m3購入電力:エネルギーの使用に関する法律施行規則(2002年12月改正)より
9.83MJ/kWh
物流部門でのCO2排出量の削減活動
当社の物流部門では、原料の輸送から商品の配送にいたる全ての輸配送で環境負荷低減に取り組んでいます。また総輸送量における長距離輸送比率、鉄道及び船舶輸送のコンテナ実績を管理し、輸送事業者と連携してモーダルシフト※を推進しています。
※モーダルシフト:トラック輸送に比べてCO2排出量の少ない鉄道や船舶による輸送への転換
輸配送量及びCO2排出量の推移
2010年度はグループ間の仕入基準の変更により、前年度と比較して輸配送量が2.0%増加しましたが、荷主企業として輸送事業者やお取引先と連携して環境負荷低減に取り組みCO2排出量の低減に努めました。
| 2010年度 | 前年度比 | |
|---|---|---|
| 輸配送量(千tkm) | 155,268 | 102.0% |
| CO2排出量(tCO2) | 25,867 | 101.7% |
輸配送効率化の推進
発荷主として、輸配送距離の短縮化、輸配送ロット効率の向上(=積載効率の向上)の視点に着目して輸配送効率化に取り組んでいます。
- 配送地域に応じた生産拠点の最適化
- 配送ロット効率の向上
- 中継輸送の抑制
- 外部倉庫との輸送の抑制
より販売先に近いところで生産又は仕入を行うことにより、生産拠点又は仕入拠点と配送拠点間の輸送距離は短縮されますので、適切な生産拠点の再配置を検討・推進しています。
2010年度 事例
調味料の生産拠点再配置によるCO2排出削減量 133トン/年
配送時に1回の配送ロットを大きくして、配送の効率化に取り組んでいます。
2010年度 事例
調味料の積載効率向上によるCO2排出削減量 5トン/年
お取引先の倉庫を経由しないで自社倉庫からお取引先の店舗への直接配送を推進することにより、倉庫間の非効率な中継輸送の抑制に努めています。
自社倉庫の商品在庫の適正化を図り外部倉庫の使用を抑制することにより、自社倉庫と外部倉庫間の輸送の抑制に努めています。
輸送事業者としてのCO2排出量の削減活動
商品の保管・輸配送業務を担っているキユーソー流通システムでは、環境保全・改善の強化を推し進めており、6営業所でISO14001認証取得をしております。また、キユーソー流通システムが運送業務を委託しているキユーソー会会員会社では44法人がグリーン経営認証を取得しております。
低公害車の導入推進
2010年度の導入累計台数は1,522台で、2009年度比17%増となりました。
| 低公害車の内訳 | |
| 新長期排出ガス規制適合車 | 831台 |
|---|---|
| 四つ星低排出ガス車 | 249台 |
| 三つ星低排出ガス車 | 395台 |
| CNG車、ハイブリッド車 | 47台 |
| 対象:キユーソー流通システム使用車輌 | |
エコドライブの推進
2004年から本格的にデジタルタコグラフ※を導入し、現在、運送車両の9割強に相当する約3,200台に装着しています。また、デジタルタコグラフでの評価データを基にドライバーへの指導を行い、安全運転の強化、事故未然防止、マナー・燃費の向上に取り組んでいます。
※デジタルタコグラフ・・・運転記録(距離・時間・速度・温度など)の装置
- 駐停車時、走行時のアイドリングストップ
- 急停車、急発進の禁止
- 定速の安定走行
- エンジンブレーキの多用
- タイヤ空気圧の適正化・管理
- 適切な温度でのエアコン使用
積載率向上の推進
空車情報管理システム(求貨求車システム)の活用により空車を削減し、また共同配送の推進により積載効率を向上させています。
積載率と配送効率を高める「フレキシブル車両」の導入
キユーソー流通システムでは、2010年5月に車体メーカーと共同開発の「フレキシブル車両」を試験的に導入しました。トラックの荷室に柔軟に動かせる間仕切りを配置することで、冷凍、チルド、常温の3温度帯に1台で対応できるようになり、積載率と配送効率を高める車両として期待されています。
![キユーピーグループ 社会・環境報告書2011[フルレポート]](/csr/common/images/head.gif)


